昨年は 1、2月の間でG1レースが11節開催され、そのG1を制した11名のうち6名がグランプリに出場。残る5名はG1初優勝だった。毎年グランプリ出場を目指すトップレーサーにとって、年頭のG1レースはその年の賞金バトルを占う重要な一戦となる。
 地元大エースの白井英治(山口)は、「年頭が勝負になる」と気合満々。今年は1月徳山G1周年、そして今節と2カ月連続で地元周年が行われ、さらに8月には当地でSGメモリアルが開催される。「地元周年を獲って、万全の状態でメモリアルに臨みたい」と目標は明確。2大会ぶりの地元周年Vで勢いに乗るか。
 その白井を筆頭に、地元勢は9名が出場する。昨秋の福岡周年で久しぶりにG1優出を果たした今村豊(山口)、グランプリ復帰を目指す寺田祥(山口)は今年1月の徳山G1周年を優勝し勢いに乗っている。その2名のほか、昨冬の当地地区選でG1初Vの海野康志郎(山口)、昨年V6と本格化の兆しがある大峯豊(山口)や、谷村一哉(山口)吉村正明(山口)竹田辰也(山口)柳生泰二(山口)らが気迫の走りを見せる。
遠征勢では、井口佳典(三重)が昨年1月の蒲郡周年で優勝し、桐生順平(埼玉)は昨年2月平和島での関東地区選を制しており、その年のグランプリに出場した。特に井口は、当地直近5節(SG・G1)で優出4回と水面相性も抜群だ。
 今垣光太郎(福井)太田和美(大阪)徳増秀樹(静岡)吉川元浩(兵庫)平本真之(愛知)らも、昨年のグランプリ出場組として注目を集める。対照的に、松井繁(大阪)篠崎元志(福岡)は、最大目標のグランプリ復帰へ全力を尽くす。
 冒頭でも触れたとおり、昨年は年頭に5名のG1初優勝者が誕生した。当地G1も例外ではなく、前出の海野に、昨春ダイヤモンドカップを制した上條がともにG1ウイナーの仲間入りを果たした。その点を踏まえると、昨年のグランプリシリーズ優出の西山貴浩(福岡)と、その西山と同じくSG優出2回の実績ある下條雄太郎(長崎)に期待が懸かる。G1優出歴がある秦英悟(大阪)大池佑来(東京)島村隆幸(徳島)らも、虎視眈々とチャンスをうかがう。

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