海響ドリームナイターを分析!
2017年4月からナイターレース場として生まれ変わったボートレース下関。
デイからナイターへの変化がレースにどう影響するのか!? コース別データを読み解き、記者の解説も添えて「海響ドリームナイター」の攻略法をお教えします!
ナイターレースの特徴&楽しみ方
ナイターは時間が経つほど
インが強くなる
 ナイターレースといっても、デイ、サンセット、ナイターの3パターンに分けられ、それぞれのパターンで気温の変化が起き、それに合わせて選手はモーターの調整をする。選手から見た風景も違うので、スタートの出方も変わってくる。
 3パターンに該当する時間帯のレースについて1コースの1着率を調べてみると、1〜4レースは54.3%、5〜8レースは57.5%、9〜12レースは64.7%と時間を追うごとに1コースが強くなる傾向が見受けられる。
下関レース・デイ→ナイターでこう変わった!
強くなった1コース、
優勝戦は15戦13勝
 下関がナイターレースに変わってからの1コース1着率は58.9%。デイレースだった前年同期間の1コース1着率は55.7%。前年よりも今年の方が3.2%も上がっている。1コースが強くなったのに反して、2と4コースの1着率が下がっている。
 1コースが強くなった原因は気温差にあると推測する。雨や曇天だと昼間とナイターの気温差は1、2度しか変わらないが、晴天の日だと気温差は大きくなる。晴天だった前年の9月23日15時の気温は28.1度もあったが、20時になると23.6度と4.5度も気温が下がっていた。気温が下がれば膨張していた空気が収縮するので酸素の密度も濃くなり、その分モーターパワーが上がる。出足が良くなるのでスタートが決めやすくなり、1コースが強くなる傾向だと分析。
 8月末までに「海響ドリームナイター」の優勝戦は男女W優勝戦を含め15回あったが、そのうちなんと13回が1コースから優勝している。
■進入コース別成績
進入
コース
入着比率(%)
1着 2着 3着 4着 5着 6着
1
コース
58.6 18.5 7.1 6.7 4.9 3.7
55.6 19.6 7.0 6.4 6.7 4.6
2
コース
12.9 26.1 19.1 16.2 13.4 11.5
15.9 24.0 17.1 16.1 13.2 12.9
3
コース
12.5 23.4 21.5 17.8 14.7 10.0
10.8 21.5 22.7 18.6 14.0 11.8
4
コース
9.6 17.1 24.1 18.6 17.5 12.8
11.7 16.7 23.2 18.5 16.9 12.4
5
コース
5.3 9.3 18.8 21.8 25.2 18.9
4.6 12.3 15.2 21.3 24.6 20.6
6
コース
1.9 6.0 9.8 19.4 23.9 38.2
1.7 6.2 15.2 19.3 23.7 33.6
■進入コース別決まり手
進入
コース
決まり手率(%)
逃げ 差し まくり まくり
差し
抜き 恵まれ
1
コース
95.0 0.0 0.0 0.0 4.8 0.2
95.4 0.0 0.0 0.0 4.4 0.2
2
コース
0.0 67.2 20.3 0.0 10.9 1.6
0.0 64.6 24.6 0.0 10.3 0.6
3
コース
0.0 9.7 37.9 36.3 12.9 3.2
0.0 15.1 27.7 44.5 11.8 0.8
4
コース
0.0 23.2 32.6 28.4 12.6 3.2
0.0 16.3 48.1 21.7 11.6 2.3
5
コース
0.0 5.8 26.9 57.7 9.6 0.0
0.0 11.8 17.6 54.9 15.7 0.0
6
コース
0.0 10.5 31.6 42.1 10.5 5.3
0.0 26.3 31.6 31.6 10.5 0.0

※算出期間:
[ナイター]2017/4/1〜8/31
[デイ]2016/4/1〜8/31

3961 谷村 一哉(山口)
下関ナイター開幕戦で
1コースから逃げで優勝
 今年4月「海響ドリームナイターOP記念 スカパー!・JLC杯」に地元山口支部から6選手が出場し、優出したのは谷村だけだった。予選得点率1位で、準優第11レース1号艇で1コースを取って逃げ切り、優勝戦は準優勝戦の再現となった。吉川元浩、佐々木康幸、吉田拡郎といったSG覇者を相手にしたレースだけにこのVには価値がある。スピードのあるまくり差しで大敗しない谷村。お盆レースでも優出と地元戦では信頼度抜群だ。
4064 原田 篤志(山口)
地元のモーター整備巧者が
2コースまくりで優勝
 今年4月からの当地優勝戦で1コースが敗れたのは5月の男女W優勝戦のときだけ。女子部門は富樫麗加が田口節子を「差し」で破り初優勝、男子部門で優勝したのが原田だ。下関ナイター2回目になるこのシリーズで、モーターを上位級に仕上げてきた。優勝戦は人気を集めた馬袋義則を2コースからスタートで先手を取ってまくり勝ち。パワーで圧倒するレースとなった。
 

4288 永田 啓二(福岡)
下関ナイターで
優勝2回の実績でリード
 ナイター照明になるとスタートをするときの風景が変わる。スピード重視の下関の水面では、スタートで先手を取って1マークで好位置にいることが大切になってくる。永田は完全にスタート勘をつかんでおり、コンマ10〜15をコンスタントに決めてくる。走り方もわかっているので1着を量産しているリズムで、下関ナイター3連続優勝に挑戦だ。